図 観察者の視点移動とパースペクティブ構造の変形。観察者が両眼輻輳の中心点(注視点)を移動させると、その投影像は図
(a)から(d)に描いたように変化する。(a)は最初に設定した投影事態、(b)(a)C点(観察者の眼球位置)へ横移動し場合の投影事態、(c)Cが投影面に対して直交するように移動した事態、(d)Cを投影面に対して直交するように遠去けた事態、をそれぞれ示す(図中、C:投影の中心点(観察者の眼球位置)、C:立ち位置、P:SのΠへの投影点、P:PのΠへの垂直投影点、S:Π上の収束点、Γ:地面、Π:投影面、r:CとSを結ぶ投影光線、r:rのΓ上への投影投影線)。投影の中心点Cを任意に移動させるると投影点Pは投影面上を旋回し、さらにその延長線上にある収束点SPを中心としてCの移動に伴って旋回したり、移動したりする (Todorovicè,D 2008)